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プロセスの法則

日常生活は目標を立てることとその達成の繰り返し、その規模も様々です。

丁度、今私はお昼から友人と新しくできたカフェに行く約束をしました。

その瞬間に、10時半までのレッスンまでにするべき事が頭にまとまります。

新しく組み込まれた、予定、行動にはそれに伴い、そこに至るまでの段取りに変化が生じます。

目標を達成する事ばかり考え、最終結果に一足飛びに行って、中間の過程には目もくれない人がいます。

今日の私だと、今回している洗濯物を放置して、コタロウの散歩も後回しにして、そそくさと出かけて、何もすませいないまま17時からの仕事に向かうような事かもしれません。


頭の整理ができない、自信がないためにどう進めばいいかわからない人、一つの段階で行き詰る人、その先を目指すのを忘れてしまう人などがいます。


山を登るには、目標を設定し、方向を定め、念入りな準備をした上で、小さく確実な足取りで登っていかなければいけません。



プロセスの法則は、道程を短いステップに分け、各ステップを小さな目標とすることを教えてくれます。


一つのステップの克服は、それ自体が小さな成功で、大きな成功は、こうした小さな成功の積み重ねで成し遂げられていくのです。

ある意味、その過程で学ぶことの方が、はるかに重要とも言えます。


2011年の9月、努めていた病院を辞めて、ヨガを深めるためにタイへ修行に行く選択をしました。そこで得た修了書はなくなってしまっても、頭の中にある知識は失う事はありません。

ましてや、その選択までの道のりや、決めてからチケットを取り、初めての国で、初めての人たちと寝食を共にして貴重な学びの時間は、今の自分を形成するの基盤となっています。


ある技術を何十年かけて培った技術はその作品を失っても、技術資質は失われることはないのです。

頭の回転が良い人程、1を知って10を知るという表現がありますが、答えに至るまでの過程は知る事が出来ないのかもしれません。

情報社会、スピード社会、今置かれている私達の環境は、答えを知る事に長けてきていますが、その過程で感じる大切なものを見落としがちかもしれません。



 
 
 

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