プロセスの法則
- YOSHIYOGA
- 4月21日
- 読了時間: 2分
日常生活は目標を立てることとその達成の繰り返し、その規模も様々です。
丁度、今私はお昼から友人と新しくできたカフェに行く約束をしました。
その瞬間に、10時半までのレッスンまでにするべき事が頭にまとまります。
新しく組み込まれた、予定、行動にはそれに伴い、そこに至るまでの段取りに変化が生じます。
目標を達成する事ばかり考え、最終結果に一足飛びに行って、中間の過程には目もくれない人がいます。
今日の私だと、今回している洗濯物を放置して、コタロウの散歩も後回しにして、そそくさと出かけて、何もすませいないまま17時からの仕事に向かうような事かもしれません。
頭の整理ができない、自信がないためにどう進めばいいかわからない人、一つの段階で行き詰る人、その先を目指すのを忘れてしまう人などがいます。
山を登るには、目標を設定し、方向を定め、念入りな準備をした上で、小さく確実な足取りで登っていかなければいけません。

プロセスの法則は、道程を短いステップに分け、各ステップを小さな目標とすることを教えてくれます。
一つのステップの克服は、それ自体が小さな成功で、大きな成功は、こうした小さな成功の積み重ねで成し遂げられていくのです。
ある意味、その過程で学ぶことの方が、はるかに重要とも言えます。
2011年の9月、努めていた病院を辞めて、ヨガを深めるためにタイへ修行に行く選択をしました。そこで得た修了書はなくなってしまっても、頭の中にある知識は失う事はありません。
ましてや、その選択までの道のりや、決めてからチケットを取り、初めての国で、初めての人たちと寝食を共にして貴重な学びの時間は、今の自分を形成するの基盤となっています。
ある技術を何十年かけて培った技術はその作品を失っても、技術や資質は失われることはないのです。
頭の回転が良い人程、1を知って10を知るという表現がありますが、答えに至るまでの過程は知る事が出来ないのかもしれません。
情報社会、スピード社会、今置かれている私達の環境は、答えを知る事に長けてきていますが、その過程で感じる大切なものを見落としがちかもしれません。
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