バランスの法則
- YOSHIYOGA
- 4月14日
- 読了時間: 3分
すべての物はバランスを保って存在する、高低、内外、寒暖、速い遅い、正反対のものが作用しあい、両極の均衡点によって調和を保っています。
ホメオスタシスとして、人間は忙しく動きまわっている時も、自律神経系が働き、内分泌系、ホルモン系、循環器系を通し、体温や血液の化学作用の絶妙なバランスを保っています。

それらが急激に変化すると生命の危機に陥ります。
人生の質や精神状態を向上させるためにもバランスは欠かすことができないものなのです。
生活様式や行動のバランスをとるのは、覚醒した意識であり、
バランスの法則は、「選択の法則」「責任の法則」と密接に関わっていきます。
選択の法則はバランスのとれたエネルギーの用い方を教え、
責任分担の法則は過剰協力と非協力の間にバランスに取り組み、
人生の一領域のバランスを達成することが、いかに人生全体に重大な違いをもたらすかを示します。
禁欲と快楽、信頼と懐疑、社交と隠遁、優越と劣等、対立する傾向が潜み、理性の矛盾と混乱を生み出す。
肉体、感情、知性、心のバランスの確立は、人間の目指すべき目標の一つでもあります。
様々なバランスがある中、生まれ持った数字には、どんなバランスを学んで行くかのメッセージがあるのです。
・1:エリート的な優越感と不安感や劣等感のバランス
・2:過剰協力と協力拒否のバランス
・3:躁的な自信過剰と鬱的な自信喪失のバランス
・4:理性と感情、分析と混乱のバランス
・5:極端な依存と極端な自立のバランス
・6:完全主義と失望の妥協点を探り、バランスのとれた現実主義の達成
・7:無防備な信頼と、裏切りへの恐怖の間のバランス
・8:受動性と攻撃性、貧欲な財産欲と富への恐れのバランス
・9:禁欲主義と快楽主義、厳格な高潔さと低欲さの間のバランス
ほとんどの場合、自分の限界までやってみることで両極端を経験し、いろいろなことを学び、均衡点を見出します。
他人の助言や経験は、あくまで他人のもの、何がちょうどいいバランスなのか、自分の力で発見しなくてはならない、近道ではないが、それが最も確実な方法の一つなのです。
この法則は、自分の生活を見渡し、どの部分のバランスを崩しているか、学ぶべきか、立ち向かっているのか、見直す機会を与えます。
自分の人生をはっきりと見つめ、適切な調整をして、より深い意味での健康を手に入れ、調和のとれた安らかなこころを楽しむことができようになるのです。
今起きている辛く厳しい出来事も、それぞれの人生において、学ぶべき内容なのかもしれません。
その渦中は、辛く厳しいが、自らの行動、経験で得た学びは、どんな本やネット情報よりも確実にその先の人生のバランスを取るために必要なのです。
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