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執筆者の写真YOSHIYOGA

呼吸について ゆるのびヨガ

人間は毎分12~29回呼吸を行ないます

呼吸の目的は酸素を細胞に届け 二酸化炭素などの老廃物を取り除くことです

呼吸器系は鼻腔 気管 肺などで構成されます


概要

意識して呼吸をする必要はありません

呼吸作用は自律神経機能の一部だから

しかしヨガでは 呼吸をコントロールすることによって

あらゆる側面をコントロールできるとされています

呼吸が神経系を調節するためのアクセスポイントであることは

科学的にも明らかになっています




呼吸のしくみ

息を吸い込むと 空気が鼻からのどを通って

肺に入ります

肺と胸郭はあらゆる方向に拡張し

横隔膜はぺたんと下がります

息を吐き出すと 横隔膜が弛緩して上昇し

肺と胸郭が圧迫されて空気がのどを通って鼻から出ます



腹式呼吸

「腹式呼吸」とは 

実際に腹で呼吸している意味ではなく

呼吸につれて腹が自由に動くと言う意味

息を吸い込むと 横隔膜が収縮し 腹部の臓器を圧迫する(下方外側に押す)

そのため横隔膜呼吸とも呼ばれる




プラーナヤーマ

ヨギ(ヨガ行者)は プラーナヤーマ(呼吸法)を使って自分のプラーナをコントロールし

今この瞬間にとどまります


「プラーナ」とは サンスクリットで人体を含む森羅万象を意味し

興味深い言葉プラーナは同時に呼吸も意味します

ヨギは呼吸をコントロールすることによって

体内のエネルギーの流れと質をかえることができると考えてます




吸気と呼気

息を吸い込むと 血液が心臓や肺に流れ込んで

それらを機能させる

圧受容器はこの圧力の上昇を感知すると ブレーキペダルを離せという信号を送り

交感神経活動を瞬間的に増大させる

呼気中は副交感神経の増大に伴い 心臓の収縮がわずかながらゆるむ

プラーナヤーマで呼気を伸ばすとリラックスできるのはそのため


左脳と右脳

人体の左半身と右半身は 脳の反対側の半球にて制御されいる

つまり左腕は脳の右半分によって制御されている

鼻腔においても同じ事がいえる その影響は少なくない

右鼻呼吸時には交感神経系(SNS)の活動が 左鼻呼吸時には副交感神経系(PNS)

の活動がごくわずかに増加する




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