十年前の手紙
平成20年3月17日から
この時
私は4年間通った
新大阪駅すぐの
大阪医療福祉専門学校
作業療法士学科 夜間部を卒業した日
4年間
働きながら学んで
後半は実習で働けないから
かなり貧乏で
ふらふらになりながら
記録を書き
実習通って
いつも全力なんだけど
ぎりぎりで卒試
今でも思う
あんなに勉強した日々はないぐらい
国家試験に挑んだ後
6年暮らしたパートナーと別れ
18年でできた友人や生活を手放し
この日の数日後
父の病気と母のサポートのため
津山に戻る
大阪から津山に向かう
バスの中で
(なんで自分だけ…)
声を殺して
泣いた記憶を思い出す
そこからの10年は
いろいろあったけど
「自分らしく生きてるよ」
これだけは
自信を持っていえる今
自分らしく生きる
そのためには
何が幸せであるか
何が大切であるか
こころの奥の声を聞くこと
今と言うこの時を
大切に生きること
今そう思うと
これまできた道は
すべて今に繋がる
通り道
そして
その先に道が
広がっていく